この福印帳は福よせ雛プロジェクトが障害者福祉施設の皆様のお仕事や、お家のないお雛様たちの社会復帰の一助として取り組みました。
コロナは皆さんの健康と共に施設の皆さんのお仕事も奪いました。そして今年はご家庭で事情がありお手元に置いておくことができないお雛様たちが地域の皆様と第二の人生を歩む活躍の場も奪いました。
そこで私たちは各地のプロジェクトを通じて施設の皆さんが通年出来るお仕事として福印帳の製作を開始しました。私たちが一方的に商業ベースで企画や制作の指示をするのではなく、作っていただく施設の皆さんがどのように自分のやりやすいようにできるか、そして無理なく楽しんで作っていただくにはどうしたらよいかと職員の皆さんと何度もお話を聞きながら進めてまいりました。作っていただいている施設の皆さんは下請けでも請負でもありません。私たちプロジェクトの一員であり仲間なのです。